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SE(システムエンジニア)が設計した仕様書に基づいて、Webシステムを開発する仕事です。プロジェクトが小・中規模で、Webプログラマーが経験豊富な場合は、システムエンジニアの業務、つまり設計・全体管理の業務まで含めてWebプログラマーが担当する場合も少なくありません。最近は一般的なWebサイトでもシステム連動している場合が多く、Webプログラマーは、簡単な問い合わせフォームから、ショッピングサイトのカート(商品購入のシステム)、データベースを使用するシステムまで幅広く開発しています。 Webシステム構築の需要が高い割に、まだまだWebプログラミングのできる人材は不足しており、求人難になっている分野です。プログラミングに興味のある人には、チャンスの多い状況が続いています。中でも、Webシステム開発の4点セットと言われるLinux、Apache、MySQL、PHP(略してLAMPと呼ばれる)は、市場も大きく、開発環境やツールも入手しやすいので、これからプログラミングを始める人には学びやすいかもしれません。

仕事のスタイル
Webシステムは半日で制作できる簡易なものから、1年近くもかかる大規模なものまで様々です。Webプログラマーはよほどの大規模案件を担当しない限り、複数の案件を並行して進める事が多くなるでしょう。そのため、それぞれの納期や仕様を把握し、計画立ててこなしていく必要があります。したがって、まずSEと共同してのシステム設計、進行計画が大切です。更に開発途中で出てくる様々な課題を、インターネットを始めとする多様な情報源を駆使して解決するのが醍醐味です。Webシステムは制作したプログラムが利用者にとってどのように役立っているかが見え、システムの全容も把握しやすいので、モノ作りが好きな人には楽しい仕事となるはずです。また、出来上がったものの動作確認やテストを行い、問題点を修正して、ようやく完成となります。

必要な能力
ホームページで提供するサービスを動かすプログラムを作成する仕事なので、HTML・CSSの知識は当然必要です。Webプログラミング言語としてメジャーなものとしては、Perl、Java、PHP、ASPなどがあります。開発する内容によって使われる言語は異なりますが、もっとも需要の高い小・中規模サイトではPHPとMySQLを組み合わせたデータベース開発案件が多くなっています。PHPは初心者にとっても学びやすいので、今から学び始める人にはお勧めできる言語です。いずれにせよ、Webページを表示するHTML・CSSとプログラミング言語を組み合わせてWebシステムを構築するのが、Webプログラマーの仕事ですから、これらの技術に精通する事がプロフェッショナルへの道となります。得意のプログラミング技術を駆使して、最適なシステムを効率よく作り上げる職人魂が要求されるのが、この職種です。一方で、モノ作りはこだわり始めると限度がありません。決められた時間内で業務をテンポよく終わらせる能力も、納期を守る上でも、自分の時間管理をする上でも、重要です。

仕事をする上で一番大きな要素
Webプログラマーは、プログラミングのエキスパートです。日々技術を磨き、常に新しい技術を取り入れて向上していかなければなりません。実際の開発の中で課題にぶつかる度に、インターネットや技術書を調べて解決策を探り乗り越えていく事が、自身の成長にもつながるでしょう。
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